SuSE セキュリティチームは、xdvi と dvips に使用されている kpathsea ライブラリ (libkpathsea) に脆弱性を発見しました。 xdvi と dvips は安全な方法で System() 関数を呼びだしておらず、 その結果リモートの攻撃者は巧妙に細工をした DVI ファイルを 通じて、任意のコマンドを実行できてしまいます。
dvips がプリントフィルタで使用されている場合、プリント権限を 持っているローカルもしくはリモートの攻撃者は、プリンタユーザ (大抵は lp) の権限で任意のコマンドが実行できます。
この問題は、現安定版 (stable)(woody) ではバージョン 1.0.7+20011202-7.1 で、旧安定版 (potato) ではバージョン 1.0.6-7.3 で、 不安定版 (unstable)(sid) ではバージョン 1.0.7+20021025-4 で 各々修正されています。 xdvik-ja and dvipsk-ja も同様の脆弱性をもちますが、kpathsea ライブラリ に動的にリンクしているため、新しい libkpathsea がインストールされる のにともなって自動的に修正されます。
早急に tetex-lib パッケージをアップグレードすることを お勧めします。
一覧にあるファイルの MD5 チェックサムは勧告の原文にあります。